よくあるご質問FAQ

国産家具に関するQ&A
木の勉強Q&A
家具の材料別お手入れQ&A
家具のお手入れQ&A


  • Q1

    古くから愛用している家具の製造メーカーが知りたい。

    メーカー名を示すものが見当たらずお困りの場合は、こちらのページから検索することができます。
    古い家具に貼られている「家庭用品品質ラベル」にある製造会社・管理番号で検索することでメーカー名をお調べすることができます。

  • Q2

    家具の修理をお願いしたい。

    メーカー名、製品番号をご確認の上、購入された販売店、製造メーカーにお問い合わせ下さい。
    また、こちらのページよりお客様ご自身で地域の修理業者をお探しになることも可能です。

  • Q3

    不要になった家具の廃棄方法について教えてください。

    不要になった家具の廃棄は、法令に従いお客様が適切に処理する責任があります。
    廃棄の際は廃棄物処理法に基づいた適切な廃棄処理をお願い致します。

  • Q4

    本会への入会を検討したい。

    本会までお問い合わせください。

国産家具に関するQ&AQ&A about domestic furniture

  • Q1

    なぜ“安全、安心、環境に配慮した国産家具”なの?

    ユーザーの皆様が最も関心のある「安全」「安心」そして「環境」などに配慮することは今や企業としての社会的責任といえます。
    認定事業者はユーザーの皆様の安全のために各自工夫し、さらに材料や接着剤、塗料などはF☆☆☆☆製品(ホルムアルデヒドの放散量が最も少ないもの)を、さらに原材料となる木材は違法伐採ではないものを使うことで環境に配慮しています。
    認定事業者は、わが国で家具を作っているということだけでなく、これらの社会的責任をはたせることを条件としています。

  • Q2

    なぜ“原材料を除く”なの?

    私たちは、「わが国で長年培ってきた技術」で作った家具をユーザーの皆様にご提供したいと考えております。
    それゆえ家具の原材料は国産・輸入を問わず最適なものを使っています。

  • Q3

    なぜ“家具の部分品の生産からの工程を日本国内で”なの?

    家具をよく見ていただくと、さまざまな部分品を組み合わせて成り立っていることがおわかりいただけると思います。
    これらの部分品を作るには「わが国で長年培ってきた技術」が必要であり、国産家具と呼ぶためにはこの工程をわが国で行うことが不可欠なポイントと考えています。

  • Q4

    なぜ“木製家具の場合は、合法木材供給事業者(違法伐採ではない木材・木製品であることを証明できる事業者として業界団体等から認定されたもの)であること”なの?

    森林の違法伐採により、森林から蒸発する水分が減ることで火災や干ばつが起こり、これが地球温暖化や生態系への悪影響などの環境面をはじめ、持続的な森林経営への打撃、地域住民の生活の破壊といったものにも及ぶとされています。
    合法的に伐採された木材、すなわち合法木材を使うことで違法伐採をなくし、材料に合法な木材を使ったことを証明できる事業者として地球環境の保全に貢献することをめざしています。
    2017年5月には合法木材の利用促進を目的としたクリーンウッド法が施行され、家具メーカーなど木を扱う事業者は、合法木材の利用に努めることが求められるようになりましたが、国産家具マークを表示している事業者はこれに先立ち、積極的に取り組んでいます。

  • Q5

    なぜ“修理およびメンテナンスに応じていること”なの?

    長く使ってきた家具には愛着があり、壊れたので直したいといったユーザーの皆様が非常に多くいらっしゃいます。
    このご要望にお応えできる体制を整えて、安心して家具を使っていただけるようにしています。

  • Q6

    なぜ“他社の実用新案や特許、デザインなどをまねたり、勝手に使ったりしないこと”なの?

    便利なアイデアやすてきなデザインで家具を選ぶという方は多いと思われますが、これはそのオリジナル性がユーザーの皆様から認められたということでしょう。
    認定事業者は、他社のアイデアやデザインをまねたり、勝手に使ったりすることなどはせず、ユーザーの皆様からの期待に応えるべく、オリジナルの家具づくりに取り組んでいます。

木の勉強Q&AWood Study Q&A

  • Q1

    木材の種類と性質について教えてください。

    木には針葉樹と広葉樹があります。
    ■針葉樹
    葉っぱの先端が尖っており、年輪がはっきりしているのが特徴。 常緑樹である。
    ・材質がやわらかく、軽い。
    ・木目が比較的まっすぐである。
    ・加工しやすい。

    ■広葉樹
    ・葉っぱが平たく落葉樹と常緑樹がある。
    ・材質が硬く、重い。*
    ・加工にしくい。
    ・丈夫である。
    *桐は例外とする

  • Q2

    針葉樹にはどういう樹種がありますか?

    下記のようなものがあげられます。
    ●スギ
    日本固有の種。
    本州北部から屋久島まで生育。
    吉野杉、秋田杉、日田杉、屋久杉などが有名。
    木目はまっすぐで、特有の香りを放つ。

    ●アカマツ(レッドパイン)
    本州北部~四国、九州まで生育。
    樹脂を多く含み、耐湿性が優れている。
    材は軽軟で狂いが少ない。

    ●クロマツ
    本州北部~四国、九州まで生育。
    樹皮が黒褐色、アカマツと比較すると枝が太く、幹も曲がっている。 樹脂はアカマツより多い。

    ●ツガ
    本州南部~四国、九州~屋久島まにいたるまで生育。
    木肌は粗く、乾燥しやすい。

    ●ヒノキ
    本州中部~九州まで生育。
    針葉樹の中で最高級。日本国内の森林でスギに次ぎ2番目に多い樹種。
    日本固有の種。弾力性に富み軽軟にて加工性がよく耐久性に優れる。
    樹皮は褐色、帯状に剥がれる。木目はほぼまっすぐ。
    ヒノキチオール、ヒノキニンなどの特殊成分により腐りにくい。

  • Q3

    広葉樹にはどういう樹種がありますか?

    下記のようなものがあげられます。
    ●ケヤキ
    本州、四国、九州で生育。
    樹皮は灰白色、または灰褐色。
    黄色味を帯びたつやのある材で硬い。
    耐湿、耐久性に優れる。

    ●ブナ(ビーチ)
    北海道南部から本州~四国、九州で生育。
    保水力が強く、加工が容易で、曲木加工に適する。
    肌が緻密で、柾目綿には銀杢が現れる。

    ●キハダ(コーク)
    北海道、本州~四国、九州で生育。
    樹皮の内側は、黄色く生薬としても使われている。
    軽く、硬質。

    ●クリ(ウォルナット)
    北海道南部から本州~四国、九州で生育。
    水湿に優れ、材は重硬で弾力がある。
    肌目は、粗く、色は灰色がかった褐色。

    ●ナラ(オーク)
    北海道から本州~四国、九州で生育。
    重硬で、木目がはっきりしている。板目は、タケノコ模様、
    柾目はストライプで虎斑といった、点状の模様が入るなど
    独特である。

    ●カエデ(メープル)
    木肌が白っぽく、肌目が綿密で材質は硬い。
    絹のような光沢があり、使い込むほどにあめ色に変化を遂げる。
    表面仕上げもきれい。

  • Q4

    柾目(まさめ)と板目(いため)って何ですか?

    中心部に向かって切ったものが柾目で、中心を外れて切ると板目になります。
    柾目は、直線的な木目となります。
    板目は、竹の子のような木目となります。

  • Q5

    合板ってなんですか?

    合板は、単板(ベニア)と呼ばれる薄い板を張り合わせたもの。建築や家具に幅広く使われています。
    単板には、丸太を回転させながら薄くむいた、ロータリーベニアと、薄くスライスした通称突き板と呼ばれるものがあります。
    突き板は、表面の木がきれいに取れるため、表面に張る材料となります。
    合板は狂いの少ない、比較的柔らかい材料が使われます。

  • Q6

    木材を曲げる方法にはどういった方法がありますか?

    成形合板と、曲木があります。
    成形合板は、単板に接着剤を塗り、型でプレスし、さらに加熱して、硬化したものです。
    イスの座板などの幅広いものから、脚などのフレーム材まで家具に多用されています。
    使われる材料は、ブナが一般的で、表面にさまざまな樹種を張ることになります。
    また、曲木は、古くからある技術で、木材をカマなどに入れて煮沸し、木が軟化してから鉄製の曲げ型にはめ、さらに乾燥室に入れて形状を安定させて成型します。イスやテーブルの脚などの利用が多く、丸みのある柔らかい形は親しみやすいと言えます。
    曲げやすい材料として、ブナやナラがあります。

家具の材料別お手入れQ&AFurniture Care Q&A by Material

  • Q1

    木材家具のお手入れの方法を教えてください。

    塗装仕上げのされているものは、普段は乾拭きで良いです。
    手垢などの汚れが目立つ場合は、薄めの中性洗剤に浸した布で拭いた後、洗剤を除去するため、ぬるま湯に浸した布を絞ってふき取り、水気がなくなったころに、乾拭きします。
    家具用ワックスは、艶が変わるので使うのは避けたほうが良いでしょう。

  • Q2

    ソファやテーブルなどの足、金属部分のお手入れはどうでしょう?

    メッキ仕上げであっても、手垢がサビの原因となります。普段は柔らかな布で乾拭きし、年に数回金属磨きや専用クリーナーで念入りに手入れを行ってください。
    尚、この場合も最後に必ず乾拭きを行ってください。クレンザーは、表面に傷がつくので使用しないほうがよいでしょう。

  • Q3

    籐の応接セットを持っています。どのようなお手入れをしたら良いですか?

    塗装仕上げになっているので、普段は乾拭きで良いでしょう。
    とくに汚れが目立つ場合は、中性洗剤を用いて水洗いし、その後乾いた布で乾拭きし、日陰の風通しの良い所で、十分に乾燥させてください。

  • Q4

    皮革のソファのお手入れの方法を教えてください。

    通常は、柔らかいウールの布で乾拭きしてください。
    年に2回くらいは、皮革専用のクリームで特別な手入れをしましょう。
    靴用クリーム、シンナー、ベンジンなどは損傷の原因となるので使用しないでください。

  • Q5

    合成皮革・ビニールレザーなどはどうですか?

    一般的に乾拭きで大丈夫です。
    年数回、中性洗剤を溶かしたぬるま湯に浸した布で汚れを落します。
    その後、水に浸した布を絞り洗剤を拭き取り、乾拭きしてください。
    塩素系の洗剤、艶出しクリーナー、シンナーなどは、変色、変質の原因となるので、使用は避けましょう。

  • Q6

    布張地の応接セットの手入れ方法を教えてください。

    手入れ方法は、布地の種類によって異なりますが、必ず品質表示ラベルで確かめてください。
    一般的にはブラッシングしたり、掃除機で織り目や片隅のゴミを取り除きます。
    とくに汚れの目立つ箇所は、中性洗剤の泡をつけたブラシでこすり、ぬるま湯に浸したガーゼなどでふき取ってください。汚れたままにしておくと汚れが取れにくくなります。

  • Q7

    合成樹脂化粧版の素材はどうでしょう?

    メラミン、ポリエステル、ジアリルフタレートなどの化粧版の汚れは、中性洗剤、石鹸水に浸した布でふき取ります。
    この際、木口などの縁材木部に水気が残らないよう、必ず乾拭きしなければなりません。

家具のお手入れQ&AFurniture Care Q&A

  • Q1

    椅子の張り地やカーペットのシミ対策を教えてください。

    時間が経ち過ぎるとシミは落ちにくくなるので、なるべく早く処理してください。
    むやみに処理液のついた布でこすると周囲に広がってしまうのでご注意。
    処理液をシミに落として、処理液中に拡散したシミを乾いた布で、表面を軽く叩くようにして、布に吸い込ませるようにして汚れを取ります。

    処理液の作り方
    ぬるま湯250CC(紅茶カップ1杯)の中に中性洗剤茶さじ1杯を溶かしたものをかきまぜて、泡立たせた液を使います。
    市販のカーペットクリーナー(中性洗剤)で、シミの部分にスプレーすると全部泡状になるスプレー式もあるので、利用するとよいでしょう。

  • Q2

    布地の取り扱い方法を教えてください。

    布地を長持ちさせるためにはチリやホコリ、汚れをいつも除いておくことが大切です。
    ブラシ掛けをしながら、表面を軽く叩いたり、掃除機でホコリを取ります。
    パイル(立毛)のものは、毛並みの方向に沿って、軽くブラッシングします。
    ループ(なわ)のあるものは、ブラッシングでなく、ホウキかブラッシング付き、掃除機でホコリを取ります。
    食物や油などの汚れは、すぐ濡れタオルなどでふき取ってください。長時間そのままにしておくと、空気で酸化したり、紫外線のため変化して取り除くことが難しくなります。

    ※布張り製品の取り扱いについて、下記のような注意が必要です。
    日光が直接あたるような場所、また直接高熱が伝わるストーブのそばなどは、変色や変質の危険があるので置かないでください。
    湿度の高い場所は、カビが生えたり、変色、変質の原因となるので避けましょう。
    特殊加工をした毛皮製品や、ビニール製品などが長時間一定の場所にふれていると変色のなどの原因になるので気をつけましょう。
    アルコール、ベンジン、シンナーなどをこぼすと変色、変質、破損を起こすことがあるので注意しましょう。

  • Q3

    革製品の手入れ方法を教えてください。

    普段の手入れ方法は、週1回、柔らかいウールで乾拭きをします。
    革は熱や水に弱いので出来るだけ直射日光が当たらないようにしましょう。
    また年1回のお手入れ法として、皮革専用液体クリームを少量のばすように塗り、2~3分後に柔らかい布で拭き取る方法があります。
    硬いワックス状のクリームや靴クリーム、または溶剤などは、革が損傷する恐れがあるので絶対使用しないでください。

  • Q4

    革製品が汚れた場合はどうしたらよいですか?

    水溶性のもの、インキ、コーヒー、ビール、ウイスキーなどは、水で湿らした柔らかい布で汚れがとれるまで丁寧に拭いてください。
    塩分の多い液体、特に味噌汁などがこぼれたときは、後で塩の結晶が吹き出ることがあるため念入りに拭き取ってください。このとき強くこすると表面を傷つけてしまします。
    水に溶けない油性のサラダオイルなどをこぼした場合は、ごく薄い中性洗剤(1~3%)で布を湿し、丁寧に拭き取ります。
    乾燥したら、皮革液体クリームを塗るのが望ましいでしょう。
    ボールペンやクレヨンなどの汚れは、柔らかい消しゴムで軽くこすってください。そのときあまり強くこすると 塗膜を損なう恐れがあるので注意を要します。
    またシンナー類は絶対使わないでください。

東京国際家具見本市